この記事では、プロデザイナー歴12年のインハウスデザイナーとして働いている私が、皆さんに少しでもデザインツールとデザインへの敷居を下げてもらえるよう、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。今回はその2回目!
・バナー広告でダイジな情報が何かを学べる
・配色の基本る
・バナー広告をクリックしてもらうための仕掛けポイント
今回も初心者でもカンタンに始められるよう、無料素材を提供しています。こちらからダウンロードしてください。下のようなAIファイルがダウンロードできます✨
前回は全て素材を提供しましたが、今回は一部の装飾パーツのみです!
フォントや色味など、少しずつ自分で試行錯誤しながら練習していきましょう。
それでは、さっそく、レッツマジクリ!
今回はこのようなケースで考えてみましょう。
<広告概要>
・大衆ファッションブランドの通販ストアの夏セールのバナー広告。
・広告をクリックすると広告主サイトのセールページへ移動する。
・広告主からはセール開催を告知するキャッチフレーズを追加して欲しいと要望がある。
・サイズは250px✕250px
<セール概要>
・セール期間は8/10〜8/18
・期間中は衣類全般が10%~70%引きで販売される
皆さんならどんなバナー広告を作りますか?
まさか、こんな感じで並べちゃったりしてませんか?
ちょっとコレじゃ味気ないですよね💦
でもダイジョーブ!!
デザインのルールを意識するだけで
こんなに大変身できます!何を意識すればこうできるのか、学んでいきましょう!
それでは、レッツ!マジクリ!
セールのバナーでダイジな要素を整理しよう
まず、今回のバナーに組込む要素は
・セール開催を告知するキャッチフレーズを追加すること
・セール期間は8/10〜8/18であること
・期間中は衣類全般が10%~70%引きで販売されるされること
・広告をクリックすると広告主サイトのセールページへ移動すること
ですよね。
でも、これらの要素を文章をそのまま入れてしまうと最初のような残念なデザインになっちゃいます。
ここですべきことは、組み込む内容を分かりやすく、消費者に伝わるように情報をデザインすることです。その中でも特に変更が必要な点は主に2点です。
・セール開催を告知するキャッチフレーズを追加すること
→セールの開催告知文はセールに参加したくなるようなを工夫しましょう
・期間中は衣類全般が10%~50%引きで販売されるされること
→セールの目玉(=ダイジな内容)が何かを考えてコピーを工夫しましょう
色使いの基本を学ぼう
今回のテーマで使用するのは夏のセールです。季節にあった色のイメージを使って季節感を演出していきましょう。
みなさんも季節によって持つイメージがありますよね
夏らしい、さわやかな色味で演出しましょう🎐
バナー広告をクリックしてもらうための仕掛けポイント
最後にもうひと工夫してみましょう!
広告一つとっても、良い広告、悪い広告さまざまですが、
広告を掲載する事業主(今回は大衆ファッションブランド)は、より多く自社ページにアクセスしてもらい、セールに参加してもらいたい。
広告枠を持っているメディアは、より多くクリックしてもらってアクセスの良い広告実績を作りたい。
広告を見てサイトを訪問する消費者は、より簡単に、安心してお得な情報を得たい。
ここまで考えて広告を作れればよりよい広告デザイナーとして、実績を作れそうですよね✨
そのためにどういう仕掛けが必要か考えてみましょう。皆様ならここから一工夫するなら何をしますか?
例えば、こういう一工夫をするのもありですよね。
クリックできるところを赤で目立たせてみました。
また、「こちらをクリック」だけでは消費者はクリックした後に何が起こるのかわかりにくいので、少し不安になりますよね。
画像(広告)をクリックすると通販サイトのセールページへアクセスできることを一言でシンプルに伝われば、消費者はより安心して広告画像をクリックして、セールへ参加してくれそうですよね!
今回の復習
みなさまいかがでしたか?今回はファッションブランドのWEBバナー広告の例を元に、以下のことを勉強してきました
①ダイジな情報が何かを見極めて、メリハリをつけよう
②色使いの基本:季節のイメージカラーなどを取り入れてみよう
③広告をクリックしてもらうための一工夫を考えてみよう
第1回の名刺デザインを題材としたものもありますので、合わせて一緒に練習してみてください(^^)
しっかり復習してデザインスキルアップを目指していきましょう✨
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