アピアランス装飾文字(初中級編)
このカテゴリで紹介するものは、フォント(字形)や文字の大きさによってきれいに見える見え方が変わってくることと、微妙な調整が必要な部分があるので★2にしました。といってもそんなに煩雑なことはしていませんのでご安心ください。
もっと簡単にかわいく文字をデザインする記事もあるので合わせて読んでみてください!
操作難易度★★☆☆☆:ドット塗り文字
もっとポップで、ビビットな色使いをするときに使用しています。Vtuberさんや女性ゲーム実況者さんなどのサムネイル画像でよくみかけますね(*^^*)
まず、塗りと線を1つずつ設定します。
次に、もうひとつドット塗りを設定するために、塗りを一つ追加します。
この一番上の塗りを選択した状態で、「スウォッチライブラリメニュー(本が立てかけられているアイコンのところ)」を開きます。
「パターン」→「ベーシック」→「ベーシック_点」と選び、クリックします。
お好きなドットの大きさを選択します。
次に、アピアランスパネルの操作以外に、カラー編集も一緒に行います。
「スウォッチライブラリメニュー」に標準で入っている塗りの色味を変更する場合はここから行います。スウォッチパネルでドットの色を黒→白に変えたいと思っても、直接スウォッチバネルから色味を変えられませんのでご注意ください。
色味を変える場合は、左上の「編集」→「カラー編集」→「オブジェクトを再配色」を選択します。
このようなパネルが出てきたらまず、「配色オプション」を開きます。
デフォルトの設定では、白と黒は色味をそのまま保持するようにチェックが入っていますので、外します。ここのチェックを外さないと、白や黒の色変更ができませんのでご注意ください。
次に、色を変えたい部分の「新規」のところにある色をダブルクリックして色を編集します。
今回は黒→白に設定します。
完成です!
操作難易度★★☆☆:3D影文字(斜め・飛び出す)
最近電車の中吊り広告などでよくタイトル文字で見かける装飾方法ですね。
まず、塗を2つにします。
下側になっている塗りを選択して、FX→パス→パスのオフセットをクリックします。
このようなパネルが出てきますので、オフセット(拡張)する量と角の調整をします。ここでは、ラウンド結合をオススメします!角がカクカクしにくく、なめらかになります。
次に、FX→パスの変形→変形をクリックします。
パスの移動距離と、一番下のコピーする数量を設定します。パスの移動量は、1つあたりの塗りの移動量を設定でき、コピーで設定した塗りの複製する数を設定できます。
ここで注意なのですが、飛び出す文字の場合は、拡大・縮小をなるべく100%に近い範囲内で設定してください。95%くらいの縮小率でも下のようにつなぎ目がカクカクして、きれいに見えません💦
これじゃちょっとやりすぎかも💦
また、このようにななめに影文字を作りたい時は
オフセットまでは同じで、今度は拡大・縮小の設定値と、コピーの数の設定値を変更します。
操作難易度★★★☆☆:鏡面反射する文字
最後に鏡面反射する文字です。高級化粧品のパッケージや広告などでよく使ってます。
まずは塗りを一つ追加して、グラデーションをかけ、角度を90°にします
次に、グラデーションの塗りを選択した状態で「Fx→パスの変形→変形」と進み変形パネルを出します。
拡大・縮小で垂直方向:80%、移動で77px移動します。
鏡(床)に映る文字は反射しているように見せる必要があるので垂直方向に縮小したほうがよりリアル感がでます。
最後にオプションの項目で「垂直方向に反転」にチェックを入れます。
出来上がりです!
最後に
今回はデザインの物足りなさを解決するために、文字デザインをお伝えしてきました。
サムネイル画像や印刷物、動画などで「何かデザイン物足りないな」ってなったときに使ってみてください(*^^*)
第1回のデザイン文字の記事もありますので、合わせて一緒に練習してみてください(^^)
しっかり復習してデザインスキルアップを目指していきましょう✨
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